序奏 神の使途の物語

昔から、華琉云<カルン>村には言い伝えがありました。
それは、戦争が終わって10年ほどしたころのことです。
そのころ、華琉云村には5人の子供が生まれていました。
その5人の左胸の上(心臓の辺り)に華琉云村に昔から伝わる
 闇 光 炎 水 草 の紋章を持った子供か生まれたのです。
そしてそのころ村の巫女が、神から
<5つの守り神の力を元に5人の赤子を授けよう
今から起きる様々な困難に立ち向かってくれるであろう>
というお告げを受けていました。
それが、今から5年前。そして今、時が動き始める・・・。